生成AI使っていますか?

みなさんは生成AI使っていますか?

癖はありますが、時間短縮や思考整理など様々なことができる便利ツールなので、一度使ってみてはいかがでしょうか?

最近本格的に使い始めた私が注意点や便利な使い方についてご紹介します。

※画像や動画生成AIについては使用していないので紹介しません。

生成AIの注意点

ChatGPTを始めとする一番大きな注意点は、正しい答えが出るとは限らないということです。むしろ出ないと思って使用した方が良いと思います。

私は答えを求めるために使用しているのではなく、答えを出すための道中で使用しています。答えを出すための思考の整理で使用したり、結論を出すためのデータを提示してもらったり、といった使い方です。

この点に気を付けて生成AIを使ってみましょう。

便利な使い方①:検索の範囲を広げたい時

みなさんは日々GoogleやYahooなどでWeb検索をしていると思います。しかし、思ったような結果が出ないこともあるでしょう。このような時に生成AIを使用すると、求めていた検索結果を得られる可能性があります。

英語での検索

例えば、私が関わっているSalesforceやHubSpotの情報、特に実際の使用での注意点などは日本語では出てこないことが多々あります。そのため英語で記事を探す必要がありますが、どのような単語で検索したら良いのか分からないことがあります。特に、こういったツールではツール内で使用される固有名詞があるため、その英語表現がどのようなものかを調べる手間が発生してしまいます。

こういった時に生成AIを使用すると、探してほしいことを日本語で書いても、日本語の記事だけでなく英語の記事も探してくれます。

特定Webサイトでの検索

次に特定Webサイトでの検索です。仕事上、エネルギーや半導体の最近の世界動向が必要なことがあります。経済産業省のWebサイトではその動向の情報(主にpdf)が掲載されています。しかし、経済産業省のWebサイトの構造は中々複雑で、求めているものを探すのは骨が折れます。

そこで生成AIです。経済産業省のWebサイトに限定して調べてもらうと、目的のものが記載されたpdfを探し出してくれます。

便利な使い方②:思考・情報の整理

仕事において、思考や情報の整理をすることは多々あると思います。基本的には自分で考え、行き詰まったら上司や同僚に相談して解決していくというものだと思います。上司や同僚に相談することで、簡単に解決したり、別の視点を指摘してくれたりと、一人で考える時よりも上手くいくことが多いでしょう。しかしながら、相談できるほどまとまっていなかったり、相談は相手の時間も使ってしまうので躊躇してしまうものです。

そこで生成AIの出番です。生成AIに思考や情報を入れていくことで、生成AIからの返答で新たな視点に気付いたり、自分で思考していた時には抜けていた情報に気付いたりすることができます。思ったよりも便利なので、試してみて下さい。

注意点が二つあります。一つ目は生成AIの答えを求めてはいけないということです。前述したように、生成AIは誤った答えを平然と出してきます。その答えを信じてしまうと誤った方向に向かってしまいます。あくまでも生成AIは思考・情報の整理相手です。もう一つは入力する情報です。個人情報や機密情報は入れないようにしましょう。

便利な使い方③:ソースを限定した調査

これはNotebookLMでできる使い方です。NotebookLMは自分がアップした資料のみをソースとして検索・分析するという特徴があります。そのため、ノイズが入ってこず、生成AIによくある間違った推論を避けてくれます。

具体的な使い方としては、企業の経営状況や経営方針をまとめるというものです。ある企業の経営状況や経営方針を知りたい時、その企業の有価証券報告書や統合報告書、中期経営計画書をソースとしてNotebookLMにアップロードします。すると公式情報だけを使用して、分析してくれます。

まとめ

使い方を間違えなければ、生成AIは非常に便利なツールです。是非試してみて下さい。

また、私は①と②においては基本的にChatGPTを使用していますが、ChatGPTが最適なのかは正直分かっていません。色々な生成AIを使用してまた紹介したいと思います。

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