HubSpotのフォーム送信イベントはGA4で自動計測できる?実際に検証してみた

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目次

    HubSpotで作成したフォームの送信イベントは、特に設定を加えなくてもGA4で計測できるのでしょうか。

    今回は、HubSpotの旧フォームと新しいフォームを使い、GTMやGA4でフォーム送信時にどのようなイベントが発生するのかを検証します。また、HubSpotが用意している送信成功イベントについても紹介します。

    ※本記事は2026年10月時点の検証結果に基づいています。

    HubSpotの旧フォームと新しいフォームの見分け方

    HubSpotには、旧フォームエディター(Legacy Form Editor)と新しいフォームエディター(Updated Form Editor)があります。

    どちらのフォームを使用しているかによって、HubSpotが用意している送信成功イベントが異なります。まずは、それぞれの編集画面を確認してみましょう。

    旧フォームエディター(Legacy Form Editor)

    HubSpot_フォーム編集画面_s

    新しいフォームエディター(Updated Form Editor)

    HubSpot_新フォーム編集画面_s

    それぞれの編集画面を見比べて、使用しているフォームの種類を確認してください。

    GTM・GA4でフォーム送信イベントを検証

    今回は、GTMのプレビュー機能を使って、以下のイベントを確認しました。

    対象 確認するイベント
    GTM 「フォーム送信」イベント(gtm.formSubmit)
    GA4 拡張計測機能のform_submitイベント

    フォームの送信ボタンを押しただけでイベントが発生するのか、それとも実際に送信が成功した場合に発生するのかを確認するため、次の2つの条件で検証しています。

    検証条件 操作内容
    送信成功 必須項目をすべて入力して送信する
    送信失敗 必須項目を未入力のまま送信ボタンを押す

    旧フォームと新しいフォームのそれぞれで、イベントの発生状況を比較します。

    旧フォームエディターの検証結果

    まずは、旧フォームエディターで作成したフォームを検証しました。

    今回使用したフォームの送信ボタンは、HTML上ではtype="submit"になっています。

    GTMのプレビュー機能で確認した結果は、以下のとおりです。

    検証条件 GTM gtm.formSubmit GA4 form_submit
    送信成功 発生 発生
    送信失敗 発生 発生せず

    GTMのフォーム送信イベント(gtm.formSubmit)は、送信成功時だけでなく、必須項目が未入力で送信に失敗した場合にも発生しました。一方、GA4のform_submitイベントは、送信成功時のみ発生しました。

    つまり、旧フォームでは、GA4の拡張計測機能によってフォームの送信成功を自動計測できることが確認できました。

    ①旧フォームでフォーム送信成功(左:GTM、右:GA4)

    gtm_ga4_old_success_s

    ②旧フォームでフォーム送信失敗(左:GTM、右:GA4)

    gtm_ga4_old_failure_s

    HubSpotが用意している送信成功イベント

    旧フォームエディターでは、フォームの送信成功を明示的に取得するために、onFormSubmittedイベントを利用できます。

    新しいフォームエディターの検証結果

    続いて、新しいフォームエディターで作成したフォームを検証しました。

    今回使用したフォームでも、送信ボタンはtype="submit"になっています。

    GTMのプレビュー機能で確認した結果は、以下のとおりです。

    検証条件 GTM gtm.formSubmit GA4 form_submit
    送信成功 発生 発生
    送信失敗 発生 発生せず

    新しいフォームでも、GTMのフォーム送信イベント(gtm.formSubmit)は送信成功時と送信失敗時の両方で発生しました。一方、GA4のform_submitイベントは、旧フォームと同じく送信成功時のみ発生しています。

    新しいフォームについても、GA4の拡張計測機能で送信成功を自動計測できることが確認できました。

    ③新フォームでフォーム送信成功(左:GTM、右:GA4)

    gtm_ga4_new_success_s

    ④新フォームでフォーム送信失敗(左:GTM、右:GA4)

    gtm_ga4_new_failure_s

    HubSpotが用意している送信成功イベント

    新しいフォームエディターでは、フォームの送信成功を明示的に取得するために、hs-form-event:on-submission:successイベントを利用できます。

    旧フォームのonFormSubmittedとは異なり、ブラウザのカスタムイベントとして通知されます。

    まとめ

    今回の検証では、HubSpotの旧フォームと新しいフォームのどちらも、GA4の拡張計測機能によるform_submitイベントで送信成功を自動計測できました。

    基本的には、フォーム送信の計測のために追加の設定をしなくても、GA4で送信成功を計測できます。

    もしHubSpotの送信成功を明示的に取得したい場合は、旧フォームではonFormSubmitted、新しいフォームではhs-form-event:on-submission:successを利用できます。

    ただし、フォーム送信をCVとして計測する場合は、サンクスページのページビューを利用する方法がおすすめです。フォーム送信イベントとサンクスページビューの違いや、CV設定の考え方については、以下の記事で紹介しています。

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    Junos

    これまで、デジタルマーケティング支援会社で主にBtoB企業、特にメーカーの支援に携わってきました。MA・CRM・SFAの導入・運用やWebサイト分析、施策の可視化などを得意としています。特定の施策だけに偏らず、デジタルマーケティング全体を見ながら、分析・施策設計・実行・改善までを繋げて考えることを大切にしています。

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